C90にて艦これ由良本頒布

無事に入稿出来ましたので、C90、夏コミにて由良の長編小説「由は彼方の良人へ慈愛の唄をうたう」を頒布します。全112ページほど、まったりシリアスな内容で1000円の予定です。土曜日2日目、東K-14aにてお待ちしております。

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【pixiv: http://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=58260324 】

 
既刊「輪廻」も頒布予定です。また、最後にもありますが「幸せのかたち」が発掘されましたので、少量ながらも無料配布したいと思いますので、欲しい方はお声かけください。
 
※M01Dのすれ違い通信にて、楽曲を配信します。曲名は「YURA」です。
 


ーーここまでpixivから引用ーー

 

○終わってみればハッピーエンドだった

 
自分でも驚きました。設定の都合で、何をしても、どうあがいてもバッドエンドにしかならないと思っていたんです。どうしようもない設定を作ってしまったなと執筆中後悔すらしていて、〆切りが近づいていく中「本当にこれは終わらせられるのか」と不安になっていた毎日でした。
 
けど、ハッピーエンドでした。納得いく純愛ものが書けました。純愛と書くと誰かさんの屍を越えていく件を思い出してしまいますが、それは抜きにしてください。いや、でもどうなんだろう。主観と客観で言えば、主観的には純愛なんだろうとは思いますけども……。
 
それに自分らしくない作品になったかなと思いますが、所何処に散りばめられた要素は、まさしく自分だったのも笑えます。書いている途中、あまりにもそれが訳が分からなくなって、泣いていたのは内緒です。
 
それを考えると、「出来ない、書けない」とずっと悩んでいた由良の作品ですが、書いて良かったなと思う結果になりました。
 
なので、ぼくはしあわせでした。

 
 

○奇襲

 
もともと自分の鎮守府にいた瑞鶴は、非常に苦労人でした。翔鶴は来ない、レベリングでMVPが取れない、艦載機はまともな建造が出来ない、挙げ句には旗艦ではあったので「補給しておくね」と裏方を頑張る始末。もう可哀想です。
 
不知火は使いたい頃になってみたら、一切出てこなくなりました。自分の提督名すら忘れている、こんな落ち度がある提督には就きたくないですよね、そうですね。
 
そんな二人を書いてみましたが、この二人に関しては自分が思った以上に動いてくれました。というより、この子らの話では迷うことは全然なく、そのまま一発で書き上げてしまったぐらいでした。
 
キャラで書く、というのはこういうことだとは思いますが、今回は良い流れになったと思います。伊8に関してはもとより書いていたショートショート「君の紙飛行機」より引用した感じもありますが、それはそれで。

 
 
明日にはコミケ本番と言うことですが、不安です。曲も完成していないので……。受け入れられるかなとかそういうことよりも、楽しんで貰えるかなと考える度に膝から崩れ落ちそうです。こんな僕ですが、当日はよろしくお願いします。