Infinitasを導入したので印象とかを書き連ねるだけの記事



 プロリーグ設立だったりPC版の次回バージョン、新しい専用コンの情報が出てきたりしたので、今後の展開の期待を込めて先に導入してみました。

 以前から兼ねてあったPS2の専コンを使う折におけるコンバーターの遅延問題などありましたが、設定で「これくらいだったら遊べる」というところまで出来たので、一月ばかりプレイしての感想とか利点とか、そういうものを連ねようと思います。

 先に書いておくと、導入するつもりである人は早めに導入することをおすすめします。詳細として書くならば、今月解禁される二曲に魅力を感じるのならば今すぐに、そうでないならば月初めにどうぞ。理由は後述しますが、曲数を増やす点では重要になってきます。

 またこの記事現在(2020/04/06)はコロナウイルスによる外出自粛が出されています。なので弐寺を欲を自宅で発散するにはもってこいです。そもそもゲーセンが自粛休業してたりしていて遊べなかったりするので、この騒動が過去のものになったとき、ゲーセンにお金を落としていきたいところです。早く、世界が良くなりますように。


○第一印象


 まず家でACの曲が遊べる、寧ろ譜面と一緒に流れてくることに感動。PS2の専コンで遊んでいるため、大犬のワルツを家でかつ、専コンで叩くという、かつての夢が叶いました。嬉しみ。

 解禁において必要なbit、ログインボーナス、ライバル挑戦状を踏まえると、IIDXでソシャゲをやってる感じです。bitは致し方ないとして、ライバル挑戦状に関しては良い意味でソシャゲ感があります。(他の方もほぼ毎日ログインしているため、ライバル挑戦状の更新が早いため)

○前提として

まず自分のパソコンのスペックを。


  • OS:Windows10 Home
  • CPU:i5-4460 3.2GHz
  • RAM:16GB
  • GPU:GTX1060 6GB
  • サウンド:YAMAHA AG03
  • コンバータ:JY-PSUAD11
  • モニタ:BenQ GL2450H(INFプレイ時は1280x720、60Hzに設定済み)


 中古のPCを追加で組み上げているものなのでCPUは旧世代ですが、特別重たくなるということもありません。そもそも公式の動作推奨スペックを見てもそこまで非力なものでなければ充分に動くこと、ユーザーの中にはオンボードで画面出力しているという方も多いみたいなので、ムービーをオフにするなどの工夫をすれば問題なくプレイできると思われます。

 それなら何が問題なのかというと、遅延問題ということです。モニタ側の遅延と、入力側の遅延対策をしていきます。


○遅延問題


 参考にしたサイトはこちら。




 上記サイトにて書かれていることを実施しただけでちらつき、遅延は感じられなくなりました。

 ※また余談ですが今後新筐体仕様になることを踏まえると、おうちマニアを充実させるためにモニタを120Hz対応しているものに変更するのが今後として良いかもしれません。


 入力遅延について結構誤解されていると思われますが、入力遅延が発生しているのなら判定調整をして直せばいい問題なのではなく、「同時押ししているのにそれぞれまばらに押されているほどフレーム単位でばらつきがある」という点です。

 低難易度、単発ならまだしも、mosaicといった密度になると同時押しにてズレた場合、GOOD、BADはまりが生じることが多々あるということです。現段階では高難易度、高密度の曲をやる時にはぶれないようにお祈りしているのが現状なので、がっつり遊べる環境になるまでは☆10などで解禁作業を進めているのが現状です。



 解決策としては――

1.新しいコントローラーを購入する

策としてはベスト。ただDPを始めるなら二つ予め買わないといけないことが難点。(一つだけ買っても同じモノを定価で手に入れる安定性がない)

 となればDAOコンとなると思いますが、現在のコロナウイルスによる遅延、また公式に需要があるという数字を示したい気持ちがあるので、自分はエントリーモデルを注文しました。ULTIMATE MOBILE(以下UM)に触れてみたいこともあるので、対応しているものを選択しました。

 今度発売される予定のプロフェッショナルモデルが本当なら欲しかったのですが、PS2の家庭用で専コンでも練習には申し分なかったこと、静音性を重視したため今回は除きました。

2.Arduinoでコンバーターを作成する




 既存のPS2コンを活かせ、安価で済むのがポイント。そもそもコンバータが既に生産終了しているので、この選択肢はわりとありなように思えます。DPで遊ぶのに専コンが手に入らないようだったらこれに手を出す日がくるかも。

3.いっそのことキーボードで遊ぶ

BMSではNキーロールオーバーで遊んでいた時期もあり、個人的にはわりと遊べてます。キーボードでもINF十段合格済みなので、遊びたい欲求を満たすのならこれでもいいと思います。


 またコントローラー以外に、ESC、Tab、BS、ENTERキーがあるテンキーを一緒に使うことを強くおすすめします。特にコンバータを介してのプレイだと難易度変更や皿での曲選択が出来ないといった、かゆいところに手が届くようになります。


○解禁作業について


 いい意味でも悪い意味でも、結構ソシャゲ感があります。曲解禁をするのにbitと呼ばれるポイントが必要ですが、如何せん供給量が今ひとつ足りない感じがします。☆11までをAAA、☆12までならAAをとれる程度のスコア力の自分では、一日に稼げる量は大体10000ほど。☆12の曲を解禁するのに必要なbitは大体12000が平均なので、もうちょっと欲しいと思うところ。一応ログインボーナスや曲クリアでもbitが入るので、それで一日1、2曲は解禁出来るかな、というところです。すぐに曲数を増やすことはパッケージで曲を買う以外には出来ないので、そういった意味で毎日やる必要があります。また、月ごとに無条件で解禁される2曲枠が、こういった意味では貴重な楽曲となってます。

 そして上記の理由からスコアミッションを攻略するために、まずは解禁する楽曲は、レベル別にミッションを消化できるものから解禁した方が効率的です。(例:☆12ならmosaicなど)




 ミッションによる獲得bit、効率を書いた記事があるので、どういう感じかイメージしたい方はこちらの記事をどうぞ。

 それと同時にミッションとしてライバル挑戦状を攻略してもbitが入るので、相互ライバルになる価値がかなりあります。それと挑戦状を送れば、たとえ解禁されていない楽曲でもプレイ出来るため、結構Win-Winの関係になれるので、積極的にライバルになることをおすすめします。毎日コツコツやり解禁作業を進めるだけでも必然的に挑戦状が毎日更新される状態になるので、この点は良い意味でソシャゲ感を味わえます。


○改善要求点


 一月遊んで感じた点としては以下。

・bit周りの流通を何とかしてもらいたい


 しかしながら解禁が譜面別になってるのは、高難易度がいらない初心者への配慮だと思うのでそれは利点とし除く。つまり「譜面ごとでなく曲単位で解禁だともっとbitが高かった可能性があり、初心者、もしくは上級者では触れない譜面を抱き合わせで多めにbitを支払うことになっていたかもしれない」ということです。

 なんにせよ、あと5000ほど貰えたらもう少し楽になったのになぁと思う次第です。次のバージョンでどう解禁作業が変わるかに期待を込めたいところです。


・TAB、ENTERなどのキーもコンフィグで変更可能にして欲しい


 テンキーに割り当てする折に数字キーが余ってるのは勿体ないため。テンキー操作にてNumLockを適用しないとテンキー操作で完結出来ないので、もっと操作UIを詰めて欲しかったところ。


・スクリーンショットが撮れない


 フルスクリーンでしか起動出来ないことも兼ねて。一応他のアプリを駆使すれば撮れること、そしてウィンドウモードでも起動は出来るみたいですが、そこは公式だけで完結させて欲しいところ。

 尚且つ、e-AMUSMENTにリザルトを投稿出来るようにして貰いたいです。2020/04/06段階で、INFタグに投稿している内容はほぼ9割はリザルト画面の写真なので、需要はかなりあるはずです。これは次回バージョンには実装して欲しいと強く願ってます。


・エントリーモデルにてボタンの少なさによる操作制限の解放


 プレミアムモデルに最適化しているためテンキーが必須になっているのが煩わしささえあります。当時はエントリーモデルはなかったため致し方ないとは思いますが、今後のバージョンで改善されることが希望的観測。



 R乱などは次回作で改善されると思われるので省きました。あと家庭用にもあったクイックスタートなども欲しいなぁ。ACのようにCSVによるスコア管理なども実装したら個人的には嬉しいのですが。


○その他参考としたリンク


 1.緑数字やLIFT、タイミングといった個人の設定も確認したい方向け。


 ちなみに自分の設定は

  • 緑数字:294
  • LIFT:400
  • SUD+:80
  • 判定調整:-0.8

と、旧筐体のACでやるときと変わらない設定でプレイ出来てます。参考までに。


 2.Arduinoでコンバーターを作るのにチェックしたページの一つ。写真も大きく分かりやすそうだったのでストック。



 それにしても、エントリーモデルのレビューがどこを探しても記事が全然ない件。自分が一番気になっていたのはボタンのハマリ具合と、スタート、セレクトボタンの挙動がどうなっているのかなのに、全然ヒットしてくれない。Twitterでそれらしいコメントを見かけるも、信憑性のないものだったりするので非常に困ってます。ブログ記事も憶測でしかない記事だったりとTwitterと同じ状態。うーん、手に入ったら記事を書いておいたほうが良さそう。


○最後にUMについてや雑記を


 エントリーモデルが発表され、DOLCE.氏の動画を観たときに知ったBluetooth実装は「遅延や無反応が起こりそうなのに何故?」と思ったものの、スマホ向けのUMが公開されたことには自分はかなり感心しました。

 というのは、まず作品に触れて貰うというハードルがかなり低いという点です。そもそも初めて触れて貰うのに、コントローラーとか不要だと思ってます。コントローラーが必要な人は、練習がしたいからで、気軽に遊んでもらうのなら、気にせずそのままどんどん触ってもらいたいです。譜面レベルだって月額課金しなければ高難易度譜面は遊べませんが、始めはN譜面だけで良いはずなのです。無料で、取りあえず触れるというのは最大の利点です。


 それとINFでは各ユーザーのPC環境が歴然として違うという点。全てのユーザーがパソコンに詳しいこともなく、遅延改善の設定や変換器を見て「なるほどわからん」となるのも無理はないと思うのです。最近仕事でPC操作を教えるのに、スマホしか使ってこなかったという子を指導することが増えてきたので、そういう時代なのだなとも感じていたのです。なので、そんな中スマホ版を出した、というのはかなり大きく、そして踏み込みやすい市場に参入したのだなと感じてます。


「でも、キー音ないんでしょ?」

「オプションのハイスピ設定がACと違うから新規層の導入もなにもないでしょ?」

「やっぱりコントローラーがないとだめでしょ」



 つまり、上記のように感じたユーザーこそ、INFを導入するべき人間です。逆に、INFの制限(強いられる解禁作業やミッション)に悩まされるのであれば、あえてUMに手を出すのも、もちろん選択肢の一つだと思います。



 最後に。コロナウイルスで悩まされる世界に、早く夜明けが来ますように。