野晒しにされてたと思われる専コンを落札した話


見た感じからして汚れていた専コンを落札しました。以前から気にかけていたものの、期限が過ぎる度に値下がりするこの子を見て、「自分が引き取らねばならない」という使命感みたいなものに駆られてしまったわけです。

ただ落札してみればとにかく砂ぼこりが入り込んでいて、皿はジャリジャリ鳴っており、端子もさび付いていました。コードもかなり汚れています。



また、鍵盤部は雨水と思われるものが垣間見え、ここで野晒しにされていたと判断。


そこまでではなかったものの、鍵盤基盤も一部浸水を受けていたので、この後汚れをエタノールなどで拭き取ったりして、見た目は綺麗になりました。所々侵食されているところはありますが、もしだめならボタン換装することを考えていたので、その時はその時で。

ただ鍵盤部の侵食を考慮しても、内部基盤は綺麗に残っていたことが救いでした。


これなら上記通り、例え鍵盤部に異常があったとしても、ボタン換装で使い続けることが出来そうです。

ということで全部品を取り外し、洗えるものは全て洗剤を使って洗うことに。鍵盤部の黒いゴムを無くさないよう気をつけてやらないと、あっという間に流れていくので注意です。




こうしてみると、専コンって結構よくできたデザインだな、と思うことが多々あります。鍵盤部の1P2Pの切替、その他のパーツを組み合わせた時の構造。CSだからこそ詰め込めたものだというのがひしひしと伝わってきます。


皿部も洗ったので、グリスには余っていたミニ四駆用のものを塗ることに。元々はキーボードのキートップを洗うときに使っていたもので、こういうときは便利です。


乾かしている間、鍵盤部の改造を施してました。先日の改造を活かして、手際よく出来たので楽しみながら貼り付けてました。


あとは側の傷が目立ったのでーー


簡単に墨入れを。以前友人の就職祝いとして戦艦榛名のプラモを作ったことがあるのですが、その時のことが活きましたね。結局人生の中でプラモデルを作ったのはそれだけになりそうですが……。

そんなわけで綺麗になったのがこちらです。本当はケーブルをはんだでリケーブルしようかなと考えたりもしましたが、構造が分からないので保留に。

しかしまあ、そんなこんなで綺麗になった専コンは、家でもDPが出来るようになりました。

CB終了時に七段に復帰できなかったことが悔しかったので、非常に丁度良かったと思ってます。ワナパをまたクリアできるように頑張らなきゃなぁ。

実際に打鍵した感じは、特に問題なしです。寧ろ前に購入した専コンよりも抜けのない反応をしてくれるので驚きです。鍵盤ゴムは以前購入したものよりも劣化が少なかったことがあるみたいです。中古で購入するとこの点が気になるのが難点ですね。今ならDAOコンを購入することが最善手だと思うので、お金と騒音を気にしなくても良い方は、そちらのがいいと思われます。

ということで、PS2の弐寺をプレイしている間は、大切に使っていきたいなと思います。